初期費用はいくら?

1、敷金

敷金とは預かり金です。万が一に滞納をしたりした時の保険のお金のようなもので、特に滞納など問題がない場合は、退去時にクリーニング費用を敷金から差し引いて返還する場合が多いです。通常賃料の1か月分から2か月分ということが多いです。(店舗・事務所の場合は保証金とい名称になることが多いです)

2、礼金

礼金はお礼のお金のようなもので、返還はされません。関西の方では敷引きという名称のものがこれにあたります。通常1か月から2か月分ということが多いです。

3、仲介手数料

こちらは仲介をした不動産業者に支払うものです。通常賃料の1か月分+消費税ということが多いです。

4、前家賃

最初の月の賃料は契約時に支払います。賃料は基本的に前払いです。1月分の賃料は12月に支払います。ですので、1月に入居する場合は1月末には2月分を支払うことになります。

また、例えば1月の25日とかの月末に入居の場合は1月分の日割り分プラス2月分を契約時に支払う場合が多いです。

6、保証会社契約金

最近では入居時に入居者負担にて保証会社に入っていただくことが多くなりました。2020年4月に民法が変わってからは特に増えました。保証会社に初回賃料の50パーセントをお支払いいただきまして、1年ごとに更新料1万円をお支払いいただくという金額の内容が多いです。こちらに入っていただきますと、オーナー様からすると滞納の心配がなくなります。保証会社がお客様の代わりに毎月オーナー様に家賃を支払います。

7、火災保険

こちらは何か入居者がオーナー様の設備などを破損した時に役に立つような保険となります。当社ですと2年間で18,000円のプランに入っていただいています。弊社の保険会社は保証が手厚く、独立洗面台のボールなどを誤って壊してしまったりすると保険がきく場合があるのです(全部が全部ではありません)。このような場合は本来なら退去時に返金されるはずの敷金からひかれてしまうものなので、助かります。

8、鍵交換代

鍵を交換する費用はお客様にてお支払いとなります。基本的には交換していただくことが多いです。交渉で、お客様が前の入居者が使っていたものでもいいので安くしたいなどご希望がありましたらかからなくすことも可能となることもあります。

↑こちらが初期費用計算書の例となります。最近では敷金・礼金がかからない物件もあります。その場合はその分を引いて初期費用の計算をお願いいたします。